ヤフオク前夜

ビーズでアクセサリーを作る内職は昭和の時代からありましたが、ネットの発達によって今では田舎に住んでいても全国のお客様相手に販売が可能になりました。

私がアクセサリーの制作を始めた15年前は、ちょうどビーズアクセサリーを手作りすることがブームになった頃。
ビーズアクセサリーを自分で作る人向けの雑誌が多数創刊され、ビーズ問屋が集中している東京・浅草橋が愛好家の人気スポットになりました。

当時はようやくインターネットが普及しだした時。
まだまだパソコンは会社の備品で、家に無い人も多かったかと思います。
ヤフオクは一部のマニアな人間のためのもので、詐欺が横行しているという怪情報が流れていました。

その時代、確かにアクセサリー作りは人気でしたが、それは個人使用のためのもので、ママ友の集まりなんかだとお友達にプレゼントする人がいるくらい。
販売する、という前提ではなかったのです。

では作ったアクセサリーはどうしたか?
実は私は、アクセサリーを作っている時間が好きなので、自分で身に着けるために作ったことはこの15年の中で2回だけなんです。

商品としてはまだ未熟な時はチャリティーに(値段をつけて販売し、売上金額を寄付)、商品として完成されたものは、地元の個人商店の洋服屋さんを中心に、委託販売でお店にディスプレイさせてもらっていました。

私の本業である化粧品売り場でも、美容部員さん達に大人気。
幸い、副業は禁止されていませんでしたので、私のアクセサリー作りは店公認となり、他の部署の従業員さんも買ってくれるまでになりました。


地元コミュニティで販路を決めていた

関連キーワード

関連ページ

ヤフオク前夜
ビーズでアクセサリーを作る内職は昭和の時代からありましたが、ネットの発達によって今では田舎に住んでいても全国のお客様相手に販売が可能になりました。私がアクセサリーの制作を始めた15年前は、ちょうどビーズアクセサリーを手作りすることがブームになった頃。ビーズアクセサリーを自分で作る人向けの雑誌が多数創刊され、ビーズ問屋が集中している東京・浅草橋が愛好家の人気スポットになりました。当時はようやくインタ
ヤフオクで手作り品を販売
2007年頃。私は何冊かの本を読みこんで知識で武装し、ヤフオクへの出品を開始しました。すでにヤフオクでの取引はメールでなく現在の取引ナビを使用する形態でしたので、不安はほとんどありませんでしたね。写真を撮るのは元々好きだったので、作ったアクセサリーを写真撮りし、それをパソコンでリサイズしてネットにアップする。サイズや取引上の注意点を書いた説明文をHTMLで作成し(ホームページビルダー使用)、コード
ハンドメイドマーケットプレイス
2012年頃から注目を集め始めたネットのサービスが、ハンドメイドマーケットプレイス(HMPと略します)。オリジナルのハンドメイド品を売買する専門のサイトです。気が付けば、2000年当時に何冊も創刊されたビーズ雑誌は1つを残して休刊・廃刊。浅草橋に行っても、かつてほど人は多くない。(これはビーズ問屋さんがネット通販事業を拡大したのと、地方都市の駅ビルなどに店舗を出したことが大きいかと)ビーズアクセサ